やさしくしてあげればよかった

今週のお題「私のおじいちゃん、おばあちゃん」

子供の頃の話(五十年近く前)

友達から聞くおじいさんおばあさんは
どこどこに連れて行ってくれた~とか、お菓子をくれた~。
優しい祖父母の話。
運動会では、仲むつまじい様子を羨ましく思ったほど。

うちはといえば、
父方の祖父母はすでになく、母方の祖父母も私が、幼少の頃なくなっているので、元気な祖父母の記憶がない。
母方の祖父は、気さくな人で、大酒飲みで道に寝ていたこともしばしばあったそうな。
外孫の私のために、
バイクで雛人形の産地に足を運んでくれた優しい祖父であった。

一方、母方の祖母は、
子供心にも

『くそばばぁ』であった。

いつも機嫌が悪く、ある日こたつで、足がおばあさんに当たった時は、ものすごく怒られた。
以後、おばあさん家のこたつが恐くなった。


病気で、体の自由がきかないので、
子供がチョロチョロすると、イライラ⚡⚡だったみたい。もともと子供が好きでないタイプでもあったようだ。

まあ、そんなことで、私の中のおばあさんは怖い存在であった。


それから何年も過ぎ、
叔母にその頃の昔話をすると
大笑い
おっかなかったからね~
確かにきつい人だったらしい。


近年、自分も病気をしたり、親をおくったりで
おばあさんの気持ちも少し分かるような気がする。
もうちょっと優しくしてあげればよかった。
でも5歳の子供では理解できないよね
ごめんね


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